豚足はどのくらいの時間煮込むべきか気になる人などの疑問に答えます。
こんにちは、shintaです。
豚足って好き嫌いがはっきり分かれるものだと思いますが、好きな人からすると非常に美味しいですよね。
私も豚足が大好きでよく食べています。
今では豚足を家で普通に豚足を作っていますが、当初はスーパーで生の豚足を買ってきたのはいいが、どれぐらい煮込めばよいかわからず、よく失敗していました。
インターネットで豚足のレシピを見ても、煮込み時間はレシピによってバラバラでよくわかりませんでした。
この記事を読んでいるあなたもそうではないでしょうか?
今回は、今まで何回も豚足を煮込んできた私の経験から分かった、豚足の煮込み時間による食感・見た目の違い、適切な煮込み時間についてお話します。
目次
豚足は煮込み時間によって食感が変わる
豚足料理のレシピで煮込み時間は~時間とか~分と書いていますが、豚足の煮込み時間はこうでなければならないというのはありません。
レシピに書いてあるのはその料理に一番合う煮込み時間を書いているだけだと考えられます。
極論、豚足は好きな時間煮込んでもよいです。
さすがに30分だと硬すぎますし火も中まで通っていないかもしれません。
また、8時間も煮込むともはや原型をとどめないレベルになってしまいます。豚足スープは取れますが。
豚足を食べるのに現実的な煮込み時間は、1時間半~4時間ぐらいだと思います。
ざっくり言うと、煮込み時間が短いほど硬い食感で、煮込み時間が長いほどトロットロになります。
ここからは、具体的に煮込み時間によってどのような食感になるのか説明します。
豚足をカットせず、圧力鍋ではなく普通の鍋で普通のガスコンロの弱~中火で煮込んだ場合です。
1時間半
表面の皮は弾力のある噛み応えで、動物の皮を食べている感じのワイルドな食感です。
また、豚足は長時間煮れば煮るほど表面の皮は縮み、次第に崩れていきます。
1時間半程度では、そのような変化はあまりありません。
中の方の食感は、だいぶ硬いです。
特に、筋は噛み切ることが出来ません。
表面の皮以外は非常に食べにくいです。
2時間
表面の皮はまだ弾力はありますが、少しだけ柔らかくなったなと感じます。
また、表面の皮が少し縮み、その分少しだけ骨がむき出しになります。
中の方の食感は、さっきより少し柔らかくなったおかげで、硬めの食感ではありますが噛み切ることができます。
下の画像は2時間煮込んだ豚足です。
2時間半
表面の皮は弾力と柔らかさが半々の食感です。
トロトロとは思いませんが。
表面の皮は2時間の時よりも少しよく縮んでいます。
中の方の食感は、どちらかというと硬いぐらいで、食べにくさはあまり感じなくなってきます。
ちょうど下の写真は2時間半煮込んだものです。
3時間
このあたりから柔らかい部類に入ってくると感じます。
表面の皮はだいぶ縮んできて、強い力でつかんだりすると一部がぽろっと剝がれてしまいます。
表面の皮の食感は少しトロッとした感じがします。
中の方も噛み切るのが難しくなくなり、箸でホロホロとまでは崩れることはなくてもある程度は崩れるようになります。
3時間半~4時間
表面の皮が縮むのは当然ですが、強い力で押すと分離してしまうぐらい柔らかくなります。
表面の皮の食感はトロトロになってきます。
中の方も箸でほとんどが崩れるぐらいになります。
中もトロトロの食感になってきます。
4時間以上煮込む必要はなさそうです。
以下の写真は8時間煮込んだものです。
もはや原型をとどめていません(笑)
豚足の適切な煮込み時間とは!?
豚足の適切な煮込み時間というのは特にありません。
どのようにして煮込み時間を決めればよいかというと、食感です。
今日は硬めの噛み応えがある豚足が食べたい!と思ったのであれば、1時間半~2時間ぐらい煮込めばよいです。
逆に、箸で食べることができるぐらいホロホロのぷるっぷるの柔らかい豚足が食べたいと思った時は3時間半~4時間煮込めばよいです。
硬いのと柔らかいのの間ぐらいの豚足が食べたいのであれば、2時間半~3時間ぐらい煮込めばよいです。
私は硬い豚足も柔らかい豚足も好きですが、最近は早く食べたいので煮込み時間は2時間ぐらいにしています。
硬めの豚足の方が煮込み時間が少ないので楽ですが、デメリットもあります。
煮込み時間が2時間半以下ぐらいだと、硬いので、中の方まで綺麗に箸で食べることができません。
手で持ってかぶりつくことになるので、手を洗わなければならないという手間がかかります。
とはいえ、石鹸で手を洗ったとしても、豚足は普通の豚肉よりも臭みが強いので、手に豚臭さが残ります。風呂に入れば取れますが。
それと、筋などが特に硬いので、歯と歯の間に挟まりやすく、歯ブラシではとれない場合はフロスを通すなどしなければならない手間もかかります。
逆に、3時間以上ぐらい煮込むと、箸でもある程度崩れるようになるので、手を使わなくても食べることが出来ますし、柔らかいので歯と歯の間にはさまることも少なくなります。
しかし、長時間煮込むという手間がかかります。
煮込み時間の手間と手を洗ったりフロスを通す手間とどちらをとるかはあなた次第です。
ちなみに、既にできている豚足なら、味付けも上手にしていますし煮込む必要がなくて便利ですよ。
おわりに
今回の記事を参考にしてみて下さい。
他にも、料理に関する記事を書いているのでご覧ください。
http://nssannde.com/archives/category/food-shinta/cooking-shinta