バックラッシュの財布の実物の写真、3年使用した感想、特徴、値段、良い点、悪い点、経年変化、重さ、利便性、耐久性、収納スペース、品質、使用されているレザー、手入れ、使いやすいかどうか、オススメできるかなどが気になる人の疑問に答えます。
こんにちは、shintaです。
BACKLASHとは革製品がメインの値段が高めのブランドで、有名人(B’zの稲葉浩志さん、Dir en greyの京さんなど)も愛用しています。
革の種類・産地・加工方法・デザインが豊富でどれも素晴らしいです。
バックラッシュの製品の最大の特徴は、製品染め(革を染めてから形を作るのとは逆に、例えば、革ジャンなら先に革ジャンの形を作ってから染めること)という加工により独特のうねり、光沢が出ている点です。
私は色々な革製品を見てきましたが、BACKLASHの革は特に革の匂い、見た目、質感など総合的に見てよくできています。
今回の記事では私が愛用しているISAMU KATAYAMA BACKLASH(以下BACKLASH)の革財布を紹介しようと思います!
バックラッシュの財布は革の種類・加工方法・デザイン・収納スペースなどが様々で一概には言えないとはいえ、共通点もいくつかあると思うので、バックラッシュの財布の購入を検討している方の参考になるはずです。
目次
backlashのイタリアンショルダー製品アンティーク加工の長財布の実物の写真
以下の写真は購入直後の写真です。ご覧ください。
特徴
商品名は、「イタリアンショルダー製品アンティーク加工」です。
イタリアンショルダーということなので、イタリアの牛の肩の革を使っています。
そして、アイロンを当てたりして、アンティーク加工をしています。
そして製品染めなので、所々少しウネウネしています。
さらに、元の革がずば抜けていい革なのだそうです。確かに、手に取った瞬間そう感じました!
私はBACKLASHの店舗で色々な財布を見ていた時、この財布を手に取った瞬間「これだ!」と思いました。
バックラッシュの他の財布と比べても革がワンランク上だと感じました!
何を以ていい革だというのかはその人の価値観によって色々あると思いますが、「いい革は安物の革と違って飽きない」と店員さんはおっしゃっていました。
革製品特有の匂いは非常に強く近くに置いているだけでプンプン匂います。魚のオイルを入れているからだとのことです。
3年使用後の経年変化の写真
革といえば、経年変化が魅力の一つですよね。
実は、バックラッシュの財布を購入してから、3年1か月も経っています。
なので今回は、3年使用した私のバックラッシュの長財布(イタリアンショルダー製品アンティーク加工)の経年変化を見てみましょう!
上の画像を見るとわかるかと思いますが、全体的に大きな経年変化はあまりありませんでした(実物を見ると全体的に少しだけ色が濃くなったかもしれません)。
はっきり変わったのは、金具の色落ちだけです。下の画像を見比べてもらうとわかるはずです。
購入当初
3年後
アンティーク加工の製品なので元々使い込んだ様な味があったから経年変化がわかりにくいのでしょう。
3年たちましたが、途中半年ぐらいは使用していなかったので、正確な使用期間は約2年半ですね。
もっと長期間使い込めば、経年変化がはっきりわかるようになるでしょう。
革の匂いは購入当初は相当強く、財布からお金を出す時に匂いがしてきたほどですが、最近は直接嗅がなければ匂ってきません。
3年使用してみて悪かった点
大きさについてですが、横幅19センチ、縦幅11センチぐらいと大きいので、服のポケットに入れるのは難しいです。コートやジャケットのポケットには入ることもあるかもしれませんが、ズボンのポケットには入ったとしても確実にはみ出してしまいます。
なので、バッグを持っていなければ不便です。
私は以下の画像のLeeの薄い二つ折り財布も持っているのですが、そちらは70グラム弱でした。
財布の中では重い方だと思いますので、時々その重さが気になることはありました。
手入れについて
毎日使用していれば財布は手入れが必要ないと思いますが、3年使用したあとの8か月間私はこの財布を使わず、保管していました。
8か月前から仕事に行くようになったので、ポケットに入れることが出来る薄手の二つ折り財布をずっと使用していたからです。
すると、下の画像のようにだんだん色落ちしてきてしまったのです。
なので、保革(革を良い状態に保つこと)の必要性を感じ、手入れをしました。
まず、革専用のクリーナーで汚れを落としました。
私は下の画像のものを使用しました。
クリーナーの使用方法は、クリーナーを革に直接吹きかけてすぐにクロスで優しく塗り広げればよいです。
ちなみに、クロスは私は自分の使用していない肌着を切って使用しました。一着の肌着を着ると4枚ぐらいのクロスになります。
革専用のお手入れクロスも売っていますが。
その後、下の画像の保革クリームを塗りました。
これはモウブレイというメーカーのアニリンカーフクリームというものです。calling backlashの公式サイトにモウブレイのアニリンカーフクリームがオススメと書いていたからです。
これはクロスにクリームをつけて革に優しく塗布してからきれいなクロスや革用ブラシで乾拭きすればおわりです。
手入れは以上で終わりなので非常に簡単です。
手入れしたあとのバックラッシュの財布は下の画像です。
色落ちしていた箇所が元の色に戻りました。
写真を見ると以前より色が黒くなったようにみえますが、それは一時的なだけで、数時間後元の色に戻りました。
これからは色落ちしないようにという理由だけでなく久々に使いたくなったので、休日はこの財布を使用することにします。
3年使用してみて良かった点
写真を見ればわかるかと思いますが、収納スペースは沢山あるので、お札も小銭もカードもレシートもクーポンもたくさん入ります。収納スペースで困ったことはありません。
また、小さい二つ折り財布に比べて大きい長財布なのでお札・小銭・カード・クーポンなどを出し入れしやすいです。
革は全くヘタれていません。まだまだ縫い目も大丈夫そうですし、仮に何かが破損しても買ったお店に持ってきてもらえれば修理すると店員さんが仰っていました。
驚いたことは、すばぬけて良い革だからなのかわかりませんが、広範囲に擦り傷がついたのが数日で完全になくなったことです。
この財布をポケットに入れて自転車に乗っていた時、財布を地面に落としました。
拾うと、財布の表面の広範囲にはっきりと擦り傷がついていました。
その時は大変ショックだったのですが、数日経つと知らない間に傷が消えていたのです!
革製品は傷や凹みを受けてもある程度自然治癒するものではありますが、はっきりとわかるほどの傷が治った革はこの財布が初めてです。
他にも、大きい長財布だからこそ、このデザインと迫力が最大限に発揮されているのではないでしょうか。小さい二つ折り財布で同じデザインにしても中途半端になる気がします。
さらに、何よりも革の質感が最高に良いので、使っていて気分がいいですね。うっとりしてしまいます。この感情は言葉では表すことができません。買って使ってみてはじめてわかる体験です。
オススメできるか
以上のことから、デメリットもありますが、使っていて気分が上がる魅力的な財布であり、長く愛用したくなる財布です。
価格は60000円+税と高額ですが、買えない値段ではありませんし、買う価値はあると思います。オススメします!
おわりに
私が今回紹介した財布もそれ以外も、バックラッシュの財布はどれもクオリティが高いので、興味があるあなたは是非購入してほしいです。
今回の記事でバックラッシュの財布の魅力が伝われば私としてこれほどうれしいことはありません。
他にもバックラッシュやその他の革製品のレビュー記事を書いているのでご覧ください。
http://nssannde.com/archives/673.html